2011年3月2日水曜日

広げるコーセー×セブン コンビニ化粧?/em>、ヨーカ堂で?

 化粧品大手のコーセーと、流通大手のセブン&アイ?ホールディングスは22日、共同企画のスキンケア化粧品ブランド「潤肌粋(じゅんきすい)」から、美容液や乳液などの機能を持ったクリームを11月に発売すると発表した。両社は2004年から共同企画品をコンビニエンスストアで展開してきたが、今回は総合スーパーや通販にも販路を拡大する。コーセーは強力な販売網を活用し、セブン&アイは高品質の商品で売り上げ増につなげたい考えだ。

 新しく販売するのは、美容クリーム「うるおいリフト BBクリーム」(40グラム、1260円)。美容液、乳液、クリーム、UV(紫外線)カット下地、ファンデーションの5つの機能があり、化粧時間を短縮することができるのが最大の特長だ。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美肌成分も配合した。

 セブン&アイ傘下のコンビニ「セブン?イレブン」の1万2907店舗のほか、同じくセブン傘下の総合スーパー「イトーヨーカ堂」の174店舗で取り扱う。また、インターネット通販「セブンネットショッピング」など通販でも扱う。

 共同企画品の第1弾は、04年4月に投入。美白効果を追求したスキンケア化粧品ブランド「雪肌粋(せっきすい)」を立ち上げ、現在は化粧水やあぶらとり紙など10品目(315?1260円)を展開している。

 さらに08年には、保湿効果に着目した潤肌粋を立ち上げ、現在は化粧水や乳液など7品目(315?1470円)を販売。「好評を得ている」(セブン&アイ)といい、今回の商品拡充と販路拡大で、さらなる販売増につなげる考えだ。

 深刻な消費不振や少子化の影響で、国内化粧品市場は低迷している。

 ただ、コーセーでは「コンビニなどの化粧品販売は堅調に推移している」としており、専用商品の拡充で収益確保につなげたい考え。一方のセブン&アイは消費低迷などから、10年2月期連結決算ではコンビニ、スーパーなどが営業減益に陥った。高品質でブランド力のある商品の拡充で、販売のてこ入れを図る構えだ。

 コーセーによると、化粧品と流通大手が共同企画の化粧品を販売する例はほかにないというが、景気回復の足取りがおぼつかない中、異業種による同様の動きが出てくる可能性がある。(中村智隆)

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引用元:SALE-RMT ゲーム通貨とWebMoney販売 買取 SALE-RMTは安心をあなたに

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